リスクの計算方法や抱えているリスク内容が情報公開されますので、一発で
「この金融機関は体力の割にリスクを多く抱えている」
とわかってしまう
→投資家(銀行の株主)に「この銀行の経営は危ない」と思われて、株価が下がるなどのデメリットが生じるため、リスク量を減らすようにがんばるわけです。
金融雑誌などで「リスクが高い銀行ランキング」などという特集が組まれることは容易に推測できますね!
ということで、銀行は、長期固定ローンについて、低金利で商品を出すことが難しくなるわけです。
10年固定型金利ローンを組んで支払いを行い、10年後にまた10年固定金利型ローンを組もうとしたら金利が高かったという可能性があるわけです。
目次
1 なぜ異常なまでに低金利の住宅ローンが今まで世に出ていたか
2 貸出競争の流れの変化
3 バーゼルUによる住宅ローン市場の変化の概要
4 自己資本比率算定上住宅ローンを有利とするとどうなるか
5 市場金利が上がったときに銀行がかぶるリスクを新たに算定する必要が出てくるとどうなるか
6 リスクの計算方法や内容を新たに情報開示する必要がでてくるとどうなるか
7 フラット35金利の上昇
8 10年固定と35年固定の比較
9 まとめ
「7 フラット35金利の上昇」へ続く

