住宅ローンを組むに当たって、火災保険(または火災共済)の加入は必須です。
たまに「当金融機関の住宅ローンを使ってくれれば最高○万円の火災共済つき(ローン残高・建物評価額、○万円のいずれか低い額となります。) なので、火災保険料は不要ですよ!」
という金融機関があったりします。当然「ラッキー!」と思うかもしれませんが、少し考えてみましょう。
この条件に「…建物評価額…のいずれか低い額」とあります。
建物評価額というのは通常実際の購入額の7割とかに相当する額のことが多いです。
よって、2000万円の家を建設したときに、保証されるのは7割なので、1400万円が保証されます。
2000万円の融資を受けた次の日に、火災にあって全焼してしまった場合、1400万円は保証されますが、残りは保証されないので、自分で用意する必要がでてきます。
自分で一括して用意できない場合には、ローン会社としては担保が著しく不完全であれば、一括返済してもらうということになります。
つまり火災保険でカバーできなかった600万円を一括して返済できなければ、2000万円ごと一括返済する必要がでてくると言うことになり、そんなことをできるわけはないので、家が競売になります。
なんと短い命でしょうか…。
火災保険(共済)は最低でも融資額までは入っておく必要があるということです。
また、火災共済というのは、共済加入者から集めた資金以外はよりどころがないため、大災害が起きて、共済資金が不足すれば、共済加入者に一部負担を求める必要もある制度ですので、要注意です。
よく確認してから加入する必要がありますね。
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