バーゼルUにより、住宅ローンは自己資本比率の算定上銀行に有利になるので、銀行はこれまで以上に新規住宅ローン契約を求めます。
リスクウエイトが50%であったのが、35%になります。
企業向け貸出しが75%や100%などであることを考えれば、銀行にとって住宅ローンは大変有利です。
一方で、借り換えによる客の奪い合いもこれまで以上に激しくなるでしょう。
企業向け貸出しのほうが単価が高いですが、リスクウエイトの観点から、利幅が薄くとも住宅ローンを業務の中心としていくことでしょう。
目次
1 なぜ異常なまでに低金利の住宅ローンが今まで世に出ていたか
2 貸出競争の流れの変化
3 バーゼルUによる住宅ローン市場の変化の概要
4 自己資本比率算定上住宅ローンを有利とするとどうなるか
5 市場金利が上がったときに銀行がかぶるリスクを新たに算定する必要が出てくるとどうなるか
6 リスクの計算方法や内容を新たに情報開示する必要がでてくるとどうなるか
7 フラット35金利の上昇
8 10年固定と35年固定の比較
9 まとめ
5 市場金利が上がったときに銀行がかぶるリスクを新たに算定する必要が出てくるとどうなるかへ続く

