企業向け融資金利の上昇が個人向け金利の上昇の可能性を確実にした理由について、前回述べていませんでしたので、ここでまとめたいと思います。
ハッキリ言って、銀行はなるべく大口である企業に融資をしたいと考えています。なぜなら、
1 個人向け融資は金額が小さい割に、融資手続きが煩雑。
2 個人向け融資は激しい融資競争で利ざやが稼げない。
(金利を上げると個人は別の金融機関に行ってしまう。)
3 個人向け融資は金額が小さい割に、システムを利用するので、システムの負荷が一定にかかる。
4 個人向け融資は金額が小さい割に、繰り上げ返済、住所変更、住宅ローン控除の通知、相続などの融資実行後の管理手続きに手間がかかる。
たしかに、個人向け融資は貸し倒れが少なく、銀行にとってドル箱と言われた時代も、つい最近までありましたが、それはあくまで優良顧客を得たときであって、現在のように、過当競争で、信用力が低いお客様にも融資せざるを得ない現状では、貸せば貸すほど損をする可能性が大いにあります。
結果、企業業績が良くなっている現況では、個人向け融資は企業向け融資に劣後するため、銀行は企業に融資をしたいにもかかわらず、企業向け融資金利を上げる状況になっているということは、個人向け融資についても上げたいと思っているのは間違いありません。
現在は横並びで個人向け融資金利を低くしていますが、どこかメガバンクが金利を上げてきたら横並びで金利が急上昇していくでしょう。
既に、みずほなどが多少金利を上げたというニュースがでたら、間髪おかずりそな、そして地銀も少しですが上げてきています。
「個人向け融資金利を上げたい」というエネルギーは十分に蓄えられている現在、「横並び」業界では、金利上昇が銀行業界全体に及ぶのにはあまり時間はかからないでしょう。
・住宅ローン金利が上がる要素2
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posted by 住宅ローン金利をシュミレーションで比較管理人「営業マン」 at 11:58
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| 住宅ローン金利はこれからどうなる?(上がる?下がる?)
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